実は年明け早々、家族4人でロンドンへ行ってきました!
日本とイギリスの往復、長女とは何度か行き来をしたことがあったのですが、次女は今回初フライト。しかもまだ5ヶ月で混合栄養なので、飛行機での授乳やミルク作りとなると大変なんじゃないかなぁととっても不安だったのですが、色々ハプニングもありつつ、なんとか・・・家族全員無事に日本に戻ってこれました〜!
今回の記事では、子供二人連れてのフライト体験記を1)事前準備編、2)荷造り編と分けて、子供との長距離フライトを少しでも楽に過ごせるポイントや役に立ったアイテムなどをご紹介したいと思います。
今回フライトに臨む前に情報収集として色々なサイトを参考にしたので、私たちの体験記も誰かのお役に立てたら嬉しいです♪
子連れ長距離フライトは夜の便が楽
羽田発JL41便とロンドン発JL44便
私たちは今回羽田を深夜1時に出発するJL41便、ロンドンを18時30分に出発するJL44便を選びました。両方とも現地を夜出発するフライト。子供達に少しでも長く飛行機で寝てもらうために、あえて夜の便を選びました。一度長女とは朝9時出発のロンドン行きフライトに乗ったことがあるのですが、飛行機の中ではほとんど寝てくれませんでした。夜の便だったらどんなに興奮していても、昼間エネルギーが消耗できていたら必ずいつかは寝てくれる。こう思えるので、気持ち的にかなり楽です。
JL41便は深夜便のため、限定サービスとしてエコノミークラスでもサクララウンジ スカイビューを利用することができます。ここではJAL特製ビーフカレー、サラダ、パンなどの軽食やドリンクを無料でいただけて、フライト前にゆっくり時間を過ごせます。その代わり、機内食は1回だけ、離陸から約8時間後に提供されるので、飛行機に乗る前に少し食べておかないとお腹が空いちゃいます!
ラウンジは1時出発の便は前日の22時から、0時05分出発の便は21時30分から利用可能。長女はスカイビューから飛行機を眺めるのが楽しかったみたいです。
ラウンジでゆっくりしたいと思って22時過ぎには空港に着いたんだけど・・・子供がまだ小さいと、飛行機に乗るまでの時間が空きすぎるのもちょっとしんどかったです。しかも、整備の問題で搭乗時間が遅れるというハプニングもあり、飛行機に実際乗るまでかなり時間がかかり、子供二人とも不機嫌。娘達がもうちょっと大きくなったら、ラウンジももっと楽しめると思う!
乗り物好きなキッズは双眼鏡を忘れずにね!スカイビューからは飛行機はもちろん、空港でしか見られない働く車もたくさん見れて楽しいよ!
機内での過ごし方
長女とはロンドンと東京の往復をこれまで4回していますが、夜のフライトでは前半できる限り長く寝てくれることがポイントとなります。興奮しているとなかなか寝付けないですが、眠くなるような環境づくりが大事!例えば・・・
パジャマを着る
フライト時間が夜遅いならパジャマを着せてそのまま搭乗。午後遅い時間であれば、食事が済んで機内が暗くなる頃に着替えさせる。
ナイトルーティンを行う
食事をした後、ミルクを飲んだり、歯磨きをしたり。いつも通りの夜のルーティンで、ねんねに向けての準備をする。娘が1歳ごろはいつも寝る前に読む絵本を飛行機の中で読んで、パジャマの上にいつも着るスリーピングバッグ(スリーパー)を着せました。
ブランケットやお気に入りのぬいぐるみを持参する
長女は眠くなると必ずお気に入りのブランケット付きぬいぐるみを握ります。次女はいつも使っているふわふわのガーゼタイプのブランケットをバシネットとの間に入るようにかけてあげました。
スクリーンタイムはフライト後半までNG
席に座るとスクリーンは目の前にあるので、誘惑に負けてしまうかもしれませんが、明るい画面を見ると眠気も吹っ飛んでしまうので、なるべくスクリーンに注目が行かないようにフライト前半は過ごすように。
0歳児連れならバシネット席がおすすめ
バシネット席とは
国際線ではベビーベッド(バシネット)が設置できる座席があります。JALのバシネットの大きさは約77cm(種類によっては約72cm)、体重が10.5kg以下の2歳未満の赤ちゃんならOKとのこと。うちのがっちりベビーは生後5ヶ月で8キロだったので大丈夫と思っていましたが、案外ギリギリでした。ベッド自体に深さがそこまでないので、寝返りができたり、動くのが好きな赤ちゃんだったらちょっと窮屈に感じてしまうかもしれません。
幸い、夜の便ということもあって次女は授乳&ミルクを飲んだ後は結構すんなりと寝てくれました。やはり動き回る前のねんね期は、授乳やミルクの準備は大変だけど、ミルクを飲んである程度時間が経ったら寝てくれるので、比較的長時間のフライトも楽なのかもしれません。
バシネット席の利点と注意点
バシネット席は座席の前にバシネットが設置されるため、足元が比較的広く感じました。その一方で、スクリーンが取り出し型だったり、普通の席とはちょっと違う点があったので、利点と注意点をまとめてみました。
利点
- 足元のスペースが広い
普通の席に比べると広いので、離着陸時以外は荷物を前に置いて、脚を伸ばすことができました
- ギャレーが近いのでミルクを準備するのに楽
スチュワーデスの方に聞けばミルク用のお湯がいただけます
- トイレが近い
特にオムツが外れたばかりの子供連れにはありがたい
注意点
- 離着陸時には足元の荷物をしまわなければならない
お手拭きや哺乳瓶など離着陸時に必要なものは座席前のポケットに入れておきました
- スクリーンは収納タイプ、場合によっては取り出せない
バシネットが設置してある席はスクリーンが取り出せない場合があります
- 肘掛けが上げられない席もある
映画を観ながら授乳できるかな〜なんて思っていましたが、スクリーンが収納タイプだとなかなか取り出せなくて結局何も観れませんでした。でも次女をベッドに寝かせることができたし、足元のスペースが広くて、脚を伸ばすこともできたので、結果としてバシネット席で良かったです!
数に限りがあるので早めの予約を
実はバシネット席はそれぞれのクラスに限られた数しかないので、事前予約が必要。もしすでに予約が入ってしまっていたら利用できません。今回私たちのイギリス帰省は間際で決まったので、慌てて航空券を予約した後にJALへ問い合わせてリクエストしてもらいました。
JALへのお問い合わせはLINEがとても便利!電話だと担当者に繋がるまで永遠と待たないといけないけど、LINEだとメッセージを送って返事を待てば良いだけなので楽でした。比較的お返事も早くて、助かりました。
離乳食&子供用の機内食を予約
JALでは事前に予約すれば8ヶ月までの赤ちゃんは離乳食、9ヶ月から2歳未満の子供は幼児食、2歳以上はチャイルドミールを提供してくれます。
今回のフライトでは長女は3歳だったので、チャイルドミールをいただきました。ジュースはお気に入りのJALスカイタイム。ももとぶどうのジュースで娘はいつもJALに乗る時はスカイタイムを頼みます。
次女は5ヶ月でまだ離乳食を始めていなかったので、機内食はなし。長女と前にロンドン往復した際はこのような幼児食をいただきました。
今回の往復では長女はフライトの半分弱寝てくれて、次女は寝たり起きたりを繰り返しましたが一度もぐずらず過ごしてくれたので、予想していたよりもボロボロにならず過ごすことができました。が!帰りのフライトでは、次女は風邪を引いてしまい、上の娘も疲れすぎたのか二人とも着陸後シートベルトサインが消えてからマーライオンに。ほっとしていたのも束の間、やはり子連れ旅行はハプニングが尽きないですね!
パート2の記事では荷造り編として、私たちが子供たち用に機内持ち込みしたものや役に立ったアイテムをご紹介します。